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カナダでアメリカVISA更新(最終回)

 2010-12-31
モントリオールからケベックまでは3時間くらい。
ケベックシティに着いたのは夕方だった。

ケベックシティは城塞都市として有名な、世界遺産にもなっている都市である。
夏にカナダを訪れたG先生はケベックシティは行かないと、みたいなことを言っていたので、
ここで行かなかったら悔いが残り、東カナダにまた来なくてはならない。
ケベックのシンボル的なFairmont Le Chateau Frontenacに泊まってみたかったが、
当日の予約で正規料金を払うのはなんともばかげている気がして
他のホテルに泊まることにした。

今回泊まったHotel Manoir Victoriaもこじんまりとしていていいホテルだった。
一晩170ドルPlus TAX、駐車場一晩20ドル別である。
隣に酒屋さんがあるのもGood.

hotel manor victoria

もう辺りは暗かったが、とりあえずお城のホテルを見に行こうと。
お城は私達のホテルから歩いて5分くらいのところ。
それにしてもここはフランスそのもの。モントリオールは大きな都市という感じで
特に何の印象もなかったが、ここに来るとフランスの影響が色濃く感じられる。

chateau frontnac night

かの有名なFairmont Le Chateau Frontenac夜景版。
次の日にとったお昼の様子。

chateau frontnac front

chateau frontnac

これはホテルとして建てられたのだそうで、本物の古城ではないらしい。
その方がホテルとしては快適そうだけれども。

夕飯はRue du Petit-ChamplainにあるLe Marie Classeでいただく。
Rue du Petit-Champlainはなんともかわいらしい小道であった。
アメリカ大陸を出ないでフランス旅行ができるなんて最高。

フランス小道

客は我々ともう一組だけだった。
そのため非常に手厚いサービスを受けられた。
ウエイターの彼はケベック州出身らしく、話はいつしかケベック州独立の話になった。
ケベック州は良く知られているようにフランス語圏で人々はフランス語を話す。
しかし、カナダの大半は英語圏であり、2つの公用語があるのは不便そうだと我々は思ってしまう。
もちろんケベックの人は英語も勉強しなければならず、実際ほとんどの人はバイリンガルである。
しかしそれはケベックの人からすると、英語圏からの押し付けなんだそうだ。
英語圏の人は第2外国語をフランス語にしなくてもいいのに、フランス語圏の人は第2外国語を英語にしなくてはならない。
それは一つの例であり、こういった類のことがいろいろあってケベックは英語圏のカナダから独立した国家になりたいと言う気運がたびたび高まる。
民主的に独立を成し遂げようと、これまでに2回、住民投票が行われた。
1995年に行われた投票では反対派と賛成派の差はわずか0.6%と僅差で敗れたとのことだ。
しかし、もう一度投票を行ったところで、独立できるのかはわからないと彼は言う。
若者はお金のことだけを気にしているからね、と。
しかし大切なのはフランスの魂なんだ。

料理はどれも素晴らしかった。
フランス文化が守られていることは料理のクオリティからもうかがえる。

翌日水曜日の朝、再びDHLのステイタスをチェックすると、Ready to pick upになっていた。
やはりアメリカ大使館は火曜日に発送していた。
水曜日の朝に、モントリオールの集配所でスキャンされReadyになったようである。
ケベックの町を少し散策して朝食後にモントリオールに向けて出発した。

view of quebec 2

かくしてVISAは無事に発行され、一路アメリカに向かう。
陸路からのアメリカ入国は空路より緊張感漂う。
私達のほかに誰もいなかったせいもあるのだろうが、
フロア中のOfficerが我々の一挙手一投足に注目しているようでなんとも気分が悪い。
ちなみにI-94はオタワの大使館ではがされた。
なのでここで新しく作られる。記入はしてくれる。手数料が一人6ドルかかる。

全行程6日間、2000マイルの旅はこれが全てである。
来年はバンクーバーでの更新に挑戦したい。
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カナダでアメリカVISA更新(その4)

 2010-12-29
オタワでの面接が終わってあまりに寒いので、オタワ観光は早々にオタワをあとにした。
モントリオールでMcgillの研究者と会うことになっているのでモントリオールに向かう。

モントリオールまでは2時間半。
昨日、街と街の間は闇で人っ子一人住んでいないと思ったが
昼間走ってみると、ずっと田園地帯である。
道は行けども行けどもまっすぐで平らである。

ケベック州に入って、標識に見慣れぬ文字が。フランス語圏である。
ダブル標識なのかと思っていたらフランス語オンリーである。徹底しているなあ。
後にも述べるがこれはケベックの魂の問題なんだそうである。

モントリオールの宿はMcGillの目の前にあった。
我々の今夜の宿はOmni hotelで、ここは無料のホテルメンバーになれば
インターネットが無料で使えるという素晴らしいホテルだ。
私の持論は、誰もがインターネットを使っているこの時世、
インターネットアクセスに一日20ドル近くもとるホテルがあるのには閉口する。
いまどきインターネットなんて電気や水道と同じだろうに。
なぜホテルに泊まって電気代を払わなくてはならないのだ。
その傾向は高級ホテルチェーンに顕著なように思う。
前の日に泊まったWestinもRochesterのHyattも17ドルとかいうばかげた金額だったように思う。
なので最近はホットワイヤーのカスタマーレビューに必ず文句を書くようにしている。

インターネット接続があったのはありがたかった。
なぜなら、VISAが更新されたパスポートはDHLという配送会社によって配達される。
パスポートと引き換えにDHLのトラッキングNo.を渡され、その番号でトラッキングができるはずになっているのだ。
その日の夕方調べてみると、番号を入れてもその番号はシステムにないと言う。
ということはまだピックアップされていないか、収集センターに届いてないか、と言うことになるのだろう。
とりあえず今日、受け取りはなさそうだということを確認したのだった。

翌朝、確認してもまだシステムに現れない。
まあ、朝だからとホテルを後にし、McGillに向かう。

mcgill.jpg

McGill大学は、モントリオールにありながら英語系の大学で、カナダではトロント大学と並んで最も素晴らしい大学である。
医学部はとりわけ優秀らしい。うちのラボのアルゼンチン人のClinical fellowの一人は、
ある日McGillのTshirtsを着ていたので「McGillにいたの?」と聞いたら、
McGillでレジデントをしていたんだ、と誇らしげに自慢された。
今になって思えばそりゃー自慢もするだろう、と。

こっちでレジデントをどこでするのかということは、
日本でどの医局に入るのか、を決めるより遥かにシリアスに捉えられている。
医学生達は、より良いプログラムを求めて、アメリカ中津々浦々、20箇所以上も面接に行く。
どこでどんな研修プログラムを受けたかが、その後の就職に大きく関わるのであり、
その後の就職は、ほぼそこで半永久的に働く(ステップアップを除けば)になるので、
ほぼ一生が決まると言うことになるのだろう。
その後の就職のもっとも大きな要因となるのはもちろん年棒であろう。(もちろんそれだけではないだろうが)
ここにも資本主義原理が浸透しているように思う。

日本はそこらへんが社会主義的だ。
どこで研修して、どこの医局に入ろうが、所詮勤務医なら年棒にたいした違いはない。
国民皆保険の良いところは、全国どこででも、同じ質の医療が同じ金額で受けられると言うことだが、
このシステム下では、高い医療水準というのは医者の善意によって支えられていると言うことをみんな知らなくてはならない。

話はそれたが、McGillに行くと、まだボスは来てないと言うので、
裏のMont Royalに登ったが、霧でまったく何も見えなかった。
約束のお昼にラボに行くと、ブラジル帰りの空港から直行して来たP先生が迎えてくれた。
大学のラウンジでランチをご馳走になる。
最後には、「もしVISAのことで困ったことがあれば連絡してね」ととても親切だった。
2回くらい学会で会っただけなのに、とてもいい人だ。
そして、どこかを訪れる時に、誰かに会うのは、ただその町を訪れるよりよっぽど印象深い体験になる。


昼食後、DHLのステイタスをチェックすると、まだシステムに現れていない。
どういうことなんだろうか。だんだん不安になって来た。
外国にいるのにパスポートもなくてこれではどこにも行けない。
仕方がないのでモントリオールの受け取り場所に直接出向くことにした。

DHLの配送センターはAnjouというちょっと郊外の方にあるみたいだった。
2時半にそこにつくと、やはりまだシステムにないと。意味するところは
まだピックアップされていないと言うことだった。
そこで私達は、アメリカ大使館は月曜日と火曜日の分を一辺に回収させているんだと気がついたのである。
なので、月曜日に面接に行っても、結局受け取りは同じなのではないだろうか。
火曜日の面接の経験がある方誰か教えてください。

これで今日の受け取りはなくなったわけで、それならついでにQuebec Cityまで行ってしまえ、と
一路Quebecに向かう。
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カナダでのアメリカVISA面接(その3)

 2010-12-28
アメリカ大使館は私達が泊まったWestinオタワのすぐそばだった。(歩いて5分)
面接の予約は9時、あまり早く来ず、15分前に来るようにとのことだったので8時半にホテルを出る。

当然ながら看板とかないので、番地を頼りに探す。
アメリカ大使館カナダ
このいかつい鉄格子はきっとそうに違いない。入り口にアメリカの国旗がある。

中に入ると手荷物検査とボディーチェックを受ける。4~5人並んでいる。所要時間約10分。
電子機器は預けないといけない。フラッシュドライブまで没収される。
さらに中に入ると廊下に10人くらいの人が並んでいる。ここで面接の予約のプリントアウトを要求される。

その奥には東京のアメリカ大使館よりはるかに小さい部屋があり、15~20人くらいの人が待っていた。
窓口は5つあるが、一つは東京と同じく指紋の採取用、実際の面接は2つくらいであとは閉まっている。
最初に呼ばれて指紋をとられる。
そしてさらに15分くらい待つと面接官に呼ばれる。
書類を見ながら聞かれた質問は、何をやっていますか?だけだった。
Medical researchと答えると、モントリオールでの受け取りでいいんですね?ということだけだった。
通常は2日くらいで届くでしょう。といわれて面接は終わった。
10時前には大使館を出ることができた。

外に出て、携帯の電源を入れるとアンテナが立たない。ここはアメリカじゃないので当たり前なのだが、
私には思いがけなかった。こんなにすべてがそっくりなのに。
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